大宮氷川神社(おおみやひかわじんじゃ)は、約2400年前(伝承)に出雲大社から勧請したとされる、古社中の古社。日本武尊が東夷平定の祈願をしたとされます。
現在の首都・武蔵国の一宮で、荒川流域中心に約280社ある、氷川神社の総本宮。
首都に活力とご縁をもたらす、超重要な神社です。
ご利益
・人間関係を円滑にして、人とのご縁を結んでくれる (縁結び・仕事運・結婚運・家庭運)
・道を切り拓く力をもたらす (勢い・活力・チャレンジ力・知恵・創造性)
・周囲と協調して発展する力、人間関係に恵まれる
ご祭神
須佐之男命 (すさのおのみこと・夫神)
大宮氷川神社(男体社)の主祭神。荒れすさぶ嵐、荒魂(あらみたま)を象徴する男神。
日本創生神・イザナギ大神の三貴子の末子で、天照大御神の弟、海原(地上)統治の役割。
多面性を持ち、天界では子ども・凶暴・追放→地上では勇猛・知恵・英雄へと成長。
神仏習合時代に牛頭天王(ごずてんのう)と習合。
稲田姫命 (いなだひめのみこと・妻神)
氷川女体神社(女体社)の主祭神。稲田を象徴する女神。
アシナヅチ命・テナヅチ命の末娘。手足を撫でるように大事に育てられた、稲田の意。
スサノオ命に助けられ、須賀の地(現・出雲の須賀神社)で結婚。
大己貴命(おおなむちのみこと・子孫神)
中山神社(簸王子社)の主祭神。大地を象徴する、心優しき縁結び・協調・国作りの男神。
スサノオ命の6世の子孫。スサノオ命から与えられた試練を乗り越えて強さを手に入れ、
大国主命(大いなる国の主、国土経営の神)となる。国譲りの後は幽界の主に。
神仏習合時代に大黒天(ダイコク様)と習合。
以下の多くの別名を持つ神です。名前の違いは神の働き(ご神徳)の違いを表します。
・大己貴命(同意名に、大穴牟遅神、大穴持命、大名持神、大汝命)
・大国主神(大国の王の意味) ・八千矛神・葦原色許男神(武神・強い男の意味)
・大國魂大神・宇都志国玉神(国の魂・開拓神の意味)
・幽冥主宰大神(幽冥界の主の意味)
・所造天下大神・杵築大神(出雲大社の旧名・杵築大社の神)
・大物主神(大国主神の和魂)
所在地
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407