住吉大社(すみよしたいしゃ)は、摂津国一宮であり、二十二社(中七社)の一社となります。
全国に約2,300社ある住吉神社の総本社であるほか、下関の住吉神社、博多の住吉神社とともに「日本三大住吉」の一社です。
初詣といえば「すみよっさん」と大阪の人は口をそろえて言うように、毎年多くの初詣の参拝者が訪れます。大晦日の夜から、どこからとなもく人が集まりだし、門前は人々でいっぱいになります。0時ちょうどになり太鼓が打ち鳴らされると、1年の幸を祈願する人でごったがえします。三が日の参拝客数は、毎年200万人を超え、大阪の人に今でも愛され続けています。
住吉大社は、式年遷宮の伝統を守っています。ただし、伊勢神宮のように全面的な改築を行う式年遷宮は1810年を最後に行われず、神体を仮殿に移しての大規模な修理を行っています。現在は30年おきの遷宮です。
現在の住吉大社の御本殿は、1810年に建てられ、国宝建造物に指定されています。
第一本宮~第四本宮まであり、「住吉造」と称され、神社建築史上最古の様式の一つといわれています。
住吉大社は、パワースポットとして有名であり、
・五大力さん
・おもかる石
があります。詳しくは、別途紹介いたします。
ご祭神:
ご祭神は次の4柱となります。「住吉大神」と総称され海の神として信仰されています。また底筒男命・中筒男命・表筒男命は合わせて「住吉三神」と呼ばれる。
第一本宮:底筒男命(そこつつのおのみこと)
第二本宮:中筒男命(なかつつのおのみこと)
第三本宮:表筒男命(うはつつのおのみこと)
第四本宮:神功皇后(じんぐうこうごう) – 第14代仲哀天皇皇后。
境内の奥から第一・第二・第三本宮が縦(東西)に並び、第三本宮の向かって右(南)に第四本宮がある。
所在地:
大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89