金刀比羅宮(ことひらぐう)は、香川県仲多度郡琴平町の象頭山中腹に鎮座する神社です。こんぴらさんと呼ばれて親しまれており、金毘羅宮、まれに琴平宮とも書かれます。
その金刀比羅宮の本宮は山の中腹にあり、そこまでの参道は石段が続きます。その数はなんと785段もあります。さらにその奥にある奥社へ行くには合計1368段の石段を上ります。
神仏習合により真言宗の象頭山松尾寺金光院となり、象頭山金毘羅大権現と呼ばれました。明治維新の際に神仏分離・廃仏毀釈が実施されて、神社本庁包括に属する別表神社、宗教法人金刀比羅本教の総本部となりました。全国にある金刀比羅神社、琴平神社あるいは金比羅神社の総本宮です。
海上交通の守り神として信仰されており、漁師、船員など海事関係者の崇敬を集めています。
金毘羅とはサンスクリット語のクンピーラKumbhiraの漢訳語で、インドのガンジス川にすむ鰐(わに)を神格化した水神を意味し、これを本社の神と結び付け信仰したのである。
ご祭神:
祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)、崇徳天皇。
ご利益:
・進路に迷った時によい知恵を授かる。(事開く)
・五穀豊穣
・大漁
・交通安全
万人向けの金運スポットである。
所在地:
香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1