皆さんも1回は神社でおみくじを引いた事があると思います。
『おみくじ』というのは占いではありません。
何かというと、おみくじはその時のあなた自身に『いちばん必要な言葉』を授けてくれる神様からのメッセージなのです。
神様は心の中で祈ったことをしっかりと聞いていてくれます。神様なんてこの世にいないよ、と考えている人はそもそもおみくじを引かないでしょうし、この記事を読んでいるということは神様の実在までは確信を持てなくても、心のどこかで存在を信じているのだと思います。
まず、誰もが気になる吉凶の部分ですが、実はあまり重要ではありません。生きていれば調子の好不調はあるので、例え凶が出たとしても落ち込む必要はありません。
と言っても気になる、おみくじの順番は、神社にもよりますが概ね次のとおりです。
大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>末凶>凶>小凶>半凶>大凶
おみくじに書かれている、これらの吉凶は、現在のあなたの運気を表します。
では、おみくじでどの部分がいちばん大事かといいますと
和歌のような文章が、神様から僕たちへのメッセージです。
さらに、もうひとつ大切なことがあって、例え大吉でも戒めの言葉がいっぱいでかなり厳しい事が書いてあることがあります。逆に小吉でも、ビックリするくらい嬉しいことが書いてあることもあります。
おみくじの言葉の意味と一覧
・失物:失くした物
・相場:株、株式
・争事:他人とのトラブル、訴訟問題
・待人:人生の転機となる人、異性とは限らない
・走り人:行方がわからない人
・やすし:簡単である、心配はない
・来ず、来らず:来ない
・たよりあり:連絡がくる
神社へお詣りすることは、神様に会いに行く、つまりは真の自分と向き合いに行くことです。おみくじの内容を素直に受け入れることで、きっと人生が良い方向へ舵取りされるのではないかと思います。
おみくじは昔から日本人が神様からメッセージをいただくための大事なツールであったことがお分かりいただけたでしょうか?
神様から正確にメッセージをいただくためには、おみくじの順番や直感も大事ですが、神社参拝の礼儀作法を身に付け、謙虚な気持ちで礼を尽くすことも大事です。
おみくじを引いて神様から後押ししていただくと、あなたの運気は良い方へとアップしてゆきますよ!