戸隠神社

戸隠神社(とがくしじんじゃ)は、長野県長野市北西部の霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。出雲大社や伊勢神宮と並ぶパワースポットと言われています。

戸隠山は、天照大御神が隠れた天岩戸が飛んできたとされる地。神仏習合時代は、「三千坊三山」と高野山・比叡山と並び称される修験道の霊場でした。
世界に光を取り戻した「天岩戸開き」の神々が祀られる、日本最高峰の聖地の一つです。
神仏分離のときに、寺は切り離され、宗僧は還俗して神官となり、戸隠神社と名前を変えて現在に至ります。

戸隠神社社紋の紹介 皆様は戸隠神社の社紋をご存知でしょうか?
社紋は鎌卍(かままんじ)と言い、四本の鎌を卍型に配置し、かたどった物です。
元々戸隠大神は、古くから水の神・豊作の神としての神格を知られ、米を主食とする我々日本民族にとっては、とても身近な、親しみ深い神として信仰を集めて参りました。現在でも、戸隠講の方々などは参拝の際に必ず米を持参して御神前に奉納をしております事も、その精神が引き継がれている事の現れと言えるでしょう。そんな、戸隠の神々と我々との間をつなぐ関係の中から、荒れ草を刈り払い、豊かな土壌を作り出す為に、初めに農作業で使う道具としての鎌を、戸隠神社のご利益の象徴として形に表したのが、当社の社紋、鎌卍に成ったと言われております。

ご祭神:

奥社:天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
中社:天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)
宝光社:天表春命(あめのうわはるのみこと)
九頭龍社:九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)
火之御子:神天鈿女命(あめのうずめのみこと)

ご利益:
奥社:開運・心願成就
中社:学業成就・家内安全
宝光社:安産・厄除け
九頭龍社:縁結び・水の恵み
火之御子社:舞楽芸能の上達・縁結び

所在地:
長野県長野市戸隠3690

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