日本三大下り宮(にほんさんだいくだりみや)とは、石段を下った先に社殿などが存在するという非常に珍しい境内の配置となっている神社の中で、主要な三神社の総称です。
日本の神社は山への信仰と密接なつながりがあり、多くが山登り、上る構造の境内になっており、少し時代が進むと平地などにも作られています。
しかし、下る、というのは、三大と呼ばれているものの、全国探しても、もしかするとこの三社だけ、という可能性が高い非常に珍しい形です。
実際には、全国にこの三社以外で全くないわけではないですが、希少であることは間違いありません。
なぜこのような形になったのかは不明です。もちろん鎮座地の地形の関係もあったと思いますが、「あえて下る形を採用する」には理由があるはずです。
九州に二社、関東に一社、と地域的にも、特段の特徴があるわけではなく、三社に何らかの共通項を探すことも難しいです。
しかし、その珍しさもあってか、また、いずれも由緒正しい古社であることもあり、それぞれがパワースポットととらえられている人気の神社となっています。
【日本三大下り宮】
一之宮貫前神社
鵜戸神宮
興味がありましたら是非参拝してみてください。
ご利益があるかも知れません。